2022.04.25 06:00開店遅れます急で申し訳ございませんが、本日所用により15:30開店とします。よろしくお願いいたします。あわい堂本と珈琲のあるところフォロー2022.04.26 07:13雨が降る。交通整備員がカッパを着ながら赤と白の旗を操っている。外仕事、お疲れ様です。と、車の中から目で伝える。…睨んでいませんよ。学校帰りの小学生ふたり組。びしょ濡れになっている。あら、大丈夫かしら…と思ってよく見ると、ふたりとも楽しそうに話をしながら手に傘を持っている。傘を振り回すとか、遊びの道具に使うとかでもなく、ただ、持っている。傘はさすものだという固定概念を覆される。…パンクだなあ。車の整備工場では成人男女が二人、ひとつの傘の中で話をしている。…どんな関係なんだろ…傘、ひとつしかなかっただけなのかなあ…。なんてことを考えているうちに店に着く。車から荷物をおろすべく、ひとり、傘をさす。なんてつまらない画だろうと思いながら。でもきっと、誰も、何も思っていない。ただの雨と日常。2022.04.13 14:50暑い日が続いた。店を閉めて外に出ると、ジー、という虫の声。春はどこに行ったのだろうと思っていたらぐっと気温が下がる。そのうえ雨模様。本屋にはこれくらいの天気が丁度いいのかもしれない。ちらほらとお客さんも入る。本は動かなかったが、お茶をしながら喋ったり。喫茶の日だったとのことで、だから本が売れなかったんだ、とこじつける。まあ、うちはそんなもん。時々、ここが何のお店かわからなくなる。昨日は、もう夏が来るのかと思うほど気温が上がり、歩いて来たと言うお客さんがなかなかに汗をかいていた。沸かしたお茶はまだ冷めていない。アイスコーヒーはまだ早いかと思い準備もしていない。『…良かったら、ノンアルコールビール飲みませんか?お金とりませんので』つまみになるようなものもなかったので、知り合いから差し入れでもらっていた柿ピーを添える。ついでにわたしも飲む。昼間っからプチ飲み会気分を味わったあとは、ビニール袋をひっさげた顔見知りのお客さん。「これ、あげます」と袋から出てきたのは前回ここで買った本。基本的にうちは新刊書店であり、古物商許可も得ていないため買取はできないと話すも、特にそういった要望はなく笑って渡される。ありがとうございます、とわたしも笑いながら受け取る。受け取った本はほとんど読んだ形跡が見られない。そしてまた新しい本を買っていく。なんだかよくわからないが、新しい経済のようなものがうまれる。この前は、「ここはビデオがありますか?」と入ってきたお客さんもいた。どう見ても、ない。どういったビデオをご所望で?と聞きたかったが、我慢した。やっぱり、何のお店かよくわからない。まあ、うちはそんなもん。0コメント1000 / 1000投稿
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