9/5(金)~9/21(日)シネマトライフ写真展「ENcounter」
月1で夜の喫茶室「今夜の余白に」を共同企画しているCINEMATOLIFE(シネマトライフ)さんにて写真展がひらかれます。
展示期間中、当店はCINEMATOLIFEへ移って営業していますのでご承知おきください。
以下詳細です。
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CINEMATOLIFE写真展「CAMERA TO LIFE ENcounter」
期間:9/5(金)~9/21(日)
会場:CINEMATOLIFE(出雲市今市町1238‐7)
写真:來間よしひさ/竹下敏広/千葉ゆうき/藤本康行
本:あわい堂(CINEMATOLIFEに期間限定移設)
◎入場無料
◎営業について(普段の当店の営業と少し異なります)
【月ー土】14:00~21:00
【日のみ】11:00~19:00
【定休日】木曜日(9/11、18)
*9/6(土)、13(土)は夜喫茶「今夜の余白に」をひらきます(18:00~23:00)
→会場自体は14:00からひらいておりますので、写真や本をご覧になりたい方・購入したい方は気軽にお越しくださいませ。お飲み物のご注文(テイクアウト含む)も可能です。
◎駐車場について
駐車スペースは2台分あります。満車時はお近くのパーキング等をご利用ください。
駐車について迷われた場合など、どうぞ気軽にお尋ねください。
PROFILE
■來間よしひさ
主にオールドレンズ、トイレンズといった古かったりオモチャのカメラで使われていたレンズで写真を撮ってます。最新のレンズに比べて写りがいいとは言えませんが独特な写りが魅力です。良ければ見ていってください。
■竹下敏広
出雲市上塩冶町出身。
趣味は写真撮影と作品制作、 音楽鑑賞、 ラグビー観戦。
好きな人物は、 James Taylor、 Led Zeppelin、 Paul McCartney、 Steve Jordan、 The 1975、 Michael Jordan
☞Instagram @toshi480312
■千葉ゆうき
1985年、雲南市三刀屋町生まれ。同市大東町在住。
フリーでカメラマンをやって生活しています。私の記憶が確かならば新聞社や出版社に在籍していたと思います。
なんでも撮ります。
なるべくおしゃれでカッコいい写真を撮影したいと思っておりますが最善を尽くすとそれが全てではないな、となるタイプのカメラマンです。
齢40、近年のマイブームはコンポストに生ゴミを入れることです。
■藤本康行
1997年米子市生まれ、浜田市育ち
石川県、愛媛県を経て2024年から松江市在住
大学在学中の2017年から休日を使って分割で自転車での日本一周を始め、2025年8月に完結。普段は土木建設関係の会社員。
☞X(旧Twitter) @fuji_kanazawa
出雲市今市町のCINEMATOLIFEで写真展『CAMERA TO LIFE ENcounter』が始まります。
CINEMATOLIFE(シネマトライフ)は屋号みたいなもので、木造平屋の建物にて月に一回、書店のあわい堂と共に「今夜の余白に」という夜喫茶を開いているのですが、本写真展もあわい堂との共催です。
夜喫茶のお客さんたちの雑談の中でたまたま写真の話になり、しかも居合わせたのが「写真を撮るひと」たちだったという思いがけないめぐり合わせ=遭遇から、このひとたちの撮る写真を見てみたいと思ったのがきっかけで企画しました。今回参加の4人はそのときの「写真を撮るひと」たちです。出雲地方ではしばしば口にされたりしますが、これも何かのご縁だと正直感じています。
本展に統一のテーマはありません。4人が相談しまして、展示作品、手法もみな、それぞれ好きにすることにしました。
4人はお互いのことをよく知りません。共通点はといえば夜喫茶のお客さん、写真、あとは全員めがねをかけているぐらいです。つまり寄せ集めなわけですが、とりとめない雑談から生まれた企画にならってか、まとまろうとしなかった結果、4人の個性がつぎはぎされた展示になっていると思います。
4人は皆、普通にまちに暮らすひとびとです。まちですれ違ったとしても気づかれない、ゆえに振り返られもしないような、どこにでもいそうな名もない普通のひとです。しかし、無名とはいえ4人は無人のAIカメラではありません。シャッターを切るとき、彼らはそこにいて対象を見つめています。
4人の写真を鑑賞することは、4人のまなざしーまなざされた被写体ーをまなざしていると言えるかもしれません。知らない間に彼らの見つめる世界のありようの、現実の小さな小さなかけらを見つめているのだと思います。
当たり前のことですが、彼ら4人のほかにもまちには多くのひとびとが暮らしています。誰かが何かを見つめています。カメラを手にしていなくともそれは日常にあるひとつのまなざし。誰かのまなざしはAIのなんかではありません。
そして、ある日どこかで、あなたはその誰かを見つめることになるかもしれない。するとその誰かがあなたを見つめ返すかもしれない。まなざしは一方的なものではありません、まなざしとまなざしは交錯するのです。同じものを見たり、見つめあったりできる。
ふとしたまなざしの触れあいは、ちょっとした縁を結んでくれるかもしれません。
今回の写真展が鑑賞者の皆さんにとって思いがけない遭遇(ENCOUNTER)になれたなら幸いです。
シネマトライフ 世話人 高橋 秀弘
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