新着本案内

5/21付での新着本(再入荷含む)のご案内です。

■谷川俊太郎・文/tupera tupera・絵『これはすいへいせん』金の星社(定価:1,500円+税)

谷川俊太郎さんとtuperatuperaさんの初のコラボレーション作品。

ことばがつながる"つみあげうた"の絵本です。

内容にも本のつくりにもあそびごころのある一冊。



谷川俊太郎『どこからか言葉が』朝日新聞出版(定価:1,500円+税)

路地裏に迷い込む感覚、ふと思い浮かぶ天使、テーブルに有る「物」……日々の生活から浮かび上がってくるような、豊かな言葉の連なった詩52篇。

*

バッハが終わってヘッドフォンを外すと

木々をわたる風の音だけになった

チェンバロと風のあいだになんの違和もない

どこからか言葉が浮かんで来たので

ウェブを閉じてワードを開けたが

こんな始まり方でいいのだろうか 詩は

—「私事」より


■長田弘『世界は一冊の本』ちくま文庫(定価:800円+税)

「人生という本を、人は胸に抱いている。」——没後10年。詩人・長田弘がのこした祈りと鎮魂の傑作詩集、待望の文庫化。解説 岡崎武志

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本を読もう。もっと本を読もう。もっともっと本を読もう。

書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって、本なのだ。

—「世界は一冊の本」より



■吉田篤弘『月とコーヒー』

徳間書店(定価:1,800円+税)

■吉田篤弘『月とコーヒー デミタス』徳間書店(定価:1,900円+税)

眠る前に読みたい、世の中の隅の方にいる人たちのお話をあつめた24の短篇集。

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この星で生きていくために必要なのは「月とコーヒー」ではなく、「太陽とパン」の方なのでしょうが、この世から月とコーヒーがなくなってしまったら、なんと味気なくつまらないことでしょう。

—「あとがき」より


■雪朱里・著/ヒグチユウコ・イラスト『もじモジ探偵団』グラフィック社(定価:2,000円+税)

アイアイ探偵と助手のネコくんの2人(?)による「もじモジ探偵団」が、街のあちこちや身のまわり、くらしのなかで見かける文字デザインの調査レポートをまとめた、楽しくてかわいい1冊です。


■土井善晴/中島岳志『料理と利他』ミシマ社(定価:1,500円+税)

「自然−作る人−食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。

コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的な変化が語られがちな中、私たちが見つめ直し、変えられるのは、日常の中にあることから、ではないか。(—ミシマ社HP 本の詳細より)


■『もうすぐ絶滅するという煙草について』ちくま文庫(定価:800円+税)

谷川俊太郎、池田晶子、いしいしんじ、三國連太郎、高峰秀子、あさのあつこ……40名が煙草への愛とペーソスをつづる、とっておきの一服エッセイ。


■『100万分の1回のねこ』講談社文庫(定価:670円+税)

谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集。 


■佐治治夫『詩人のための宇宙授業 —金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥』JULA出版局(定価:2,000円+税)

「ゆらぎ」理論研究やボイジャー計画で知られる理学博士の佐治治夫が、金子みすゞの40の詩を科学者の視点から読み解くエッセイ。

装画・挿絵担当のみずうちさとみさんの刺繍絵もみどころです。


■佐治治夫『この星で生きる理由 —過去は新しく、未来はなつかしく』アノニマ・スタジオ(定価:1,600円+税)

理学者で天文台台長でもある著者の視点で「月と音楽」「戦争とプラネタリウム」「数学と努力」等、専門的な知識と日常の景色を重ねて語るエッセイ集。巻末には著者の戦争体験や教育理念の根幹が分かるNHKラジオ深夜便を収録。(—アノニマ・スタジオHP 本の詳細ページより) 



新着本にあわせたおすすめ本など

・アン・グットマン 文/ゲオルグ・ハレンスレーベン 絵/石津ちひろ 訳『ガスパール ベネチアへいく』(河出書房新社)

・長新太『ちへいせんのみえるところ』(絵本塾出版)

・長新太『ぼくのすきなおじさん』(絵本塾出版)

・安西水丸『MIZUMARU's』(淡交社)

・五味太郎『ぼくはふね』(福音館書店)

・吉田音『夜に猫が身をひそめるところ』(中公文庫)

・吉田音『世界でいちばん幸せな屋上』(中公文庫)

・エリック=カール・作/おおつきみずえ・訳『ぼくのねこみなかった?』(偕成社)

・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 作/青木智美 訳『星の王子さま』

・与田準一『森の夜あけ 与田準一童謡集』(JULA出版局)

・野尻抱影『三つ星の頃』(ちくま文庫)

・宮沢賢治・著/日下明・絵/小埜裕二・監修『愛蔵版 宮沢賢治童話集』(世界文化社)



お取り置き等も可能です。

気になる本がございましたら店頭もしくはメール(awaido1226.1@gmail.com)にてお問い合わせくださいませ。

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