ている舎:『新百姓宣言』『新百姓002号』入荷しました

効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの 問いと実践の物語を紹介する雑誌『新百姓』。

000号「問う」(品切)、001号「水をのむ」に続いて、文庫サイズの『新百姓宣言』と最新号002号「米をくう」、入荷しました。


『新百姓宣言』

著者:おぼけん

編集/発酵人:施依依

判型:文庫判

頁数:256P(白黒)

価格:1,000円+税

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人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、

一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには?

本書では、今のCapitalism(資本主義)に至る社会システムのコンテキストとその本質や機能不全について考えた上で、

「つくる喜び」を最も大切にするCreativitism(創造性主義)というあり方を提示し、それに向けた世界観や価値の転回について論じます。

そして、Creativitismの観点から見た暮らしや仕事のあり方と、それに基づいた新たな社会の仕組みについて、仮説を提示します。

カネを最重視するCapitalismをはじめ、従来の権威的な主義と違って、Creativitismが最も大切にする「つくる喜び」は、あくまで私たち一人ひとりが個人的に、自らの感覚によってしか確認できないものです。

だからこそ、身の周りの衣食住から、物事の解釈や意味づけという「見方」まで、 あらゆるレイヤーで私たちは一人ひとりが創造の主体であり、 日常の中のどんな営みからでも、「つくる」を楽しみはじめられる。

Capitalismの限界が様々な面であらわになりつつある今、

既存の社会システムに疑問を持ち、生き方や働き方を根本的に考え直す人が増えているのではないでしょうか。

「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、自分が本当に大切にしたいことを、大切にしたい。

狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、偶発性を楽しみつつ、 自分が思い描くものを、自らの手でつくってみたい。

もしもそういった思いを抱いているのならば、本書はそういう方々に友人のように寄り添い、問いかけ、背中を押し、 ともに考え歩むような一冊になり得ると思います。


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『新百姓』第002号「米をくう」

発酵部数:8888冊限定【すべてにシリアルナンバー打刻】

判型:B5変型判

頁数:254P(フルカラー)

定価:3,150円(=米サイコウ!)

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便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。

しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていたつくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか?

安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか?

そんな想いのもと、本号では、

『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、

『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、

『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、 「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い、創造の余白に触れて参りました。

読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。

読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。

読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなる。

そんな一冊になっていると思います。 


ー内容紹介:新百姓HPより

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